管理栄養士が解説|機能性表示食品とは?トクホとの違い・届出方法・選び方まで徹底ガイド

機能性表示食品

皆さんこんにちは。

管理栄養士 兼 NR・サプリメントアドバイザーのさくら。です🌸

最近、スーパーやドラッグストアでよく見かけるようになった 「機能性表示食品」。
「トクホとは何が違うの?」
「どんな効果が期待できるの?」
と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。

今回は、専門家の視点から 機能性表示食品の基礎知識・届出方法・選び方 をわかりやすく解説します。

機能性表示食品とは?わかりやすく解説🔍

まず、機能性表示食品とは 事業者の責任で“健康に役立つ機能”を表示できる食品 のことです。

• スーパーやドラッグストアで購入できる
• 国の個別審査は不要
• 科学的根拠(SRまたはヒト試験)が必要

という特徴があります。

特定保健用食品(トクホ)との違いは?

販売するまでの期間や費用、表示内容についてまとめたものを下に記載してみました!

この表を見れば分かる通り、トクホは販売までに期間やお金がかかり、表示できる文言も限りがあるため、申請のニーズが年々減っています。

ただし国が許可してから販売されるため、製品としての信頼性はトクホの方が高いと言われています。

項目 機能性表示食品 トクホ
国の審査 なし(届出制) あり(許可制)
販売までの期間 比較的短い 長い
コスト 低め 高め
表示できる内容 科学的根拠があれば可 国が認める文言のみ

機能性表示食品で謳えること・謳えないこと

機能性表示食品は 医薬品ではありません
そのため、

  • 病気が治る
  • 血圧が下がる
  • 糖尿病が改善する

といった 治療効果の表現は禁止 されています。

ただし、科学的根拠があれば次のような“機能”は表示できます。

実際によく見る表現例

  • 「BMIが高めの方の腹部脂肪を減らす」
  • 「肌の水分を逃がしにくくする機能が報告されています」
  • 「睡眠の質(眠りの深さ)をサポート」
  • 「食後の血糖値の上昇をゆるやかにする」

このように、製品の特性をわかりやすく伝えられるのが機能性表示食品の魅力です。

機能性表示食品の届出方法|SRとヒト臨床試験とは?

機能性表示食品として販売するためには、以下のいずれかで科学的根拠を示す必要があります。

① SR(システマティック・レビュー)

SRとは、
既存の論文を体系的にまとめ、機能性の根拠を示す方法 のこと。

  • 新たにヒト試験を行わない
  • コストを抑えられる
  • 比較的短期間で届出が可能

というメリットがあります。

② ヒト臨床試験

実際にヒトに製品を摂取してもらい、効果を検証する方法です。

例:
BMIが高めの10名に試験を実施し、

  • 5名:有効成分入り食品
  • 5名:成分なし食品(プラセボ)
    を摂取してもらう。

その結果、成分入り食品の方でBMIが有意に低下すれば、機能性の根拠として認められます。

機能性表示食品は“悩みがある時”に取り入れるのがポイント

機能性表示食品は、
「健康だけど、ちょっと気になる悩みがある」
という人のための食品です。

  • 睡眠の質が気になる
  • 肌の乾燥が気になる
  • 体脂肪がつきやすい
  • 食後の血糖値が気になる

こうした“未病”の段階でサポートしてくれる存在。

逆に、悩みがない時に摂っても大きな変化は感じにくいものです。

お守りのように、必要なタイミングで上手に取り入れる のがおすすめです。

まとめ|機能性表示食品とうまく付き合って、健康的な毎日を

機能性表示食品は、科学的根拠に基づいて機能を表示できる心強い食品です。
ただし、医薬品ではないため、過度な期待は禁物。

  • 自分の悩みに合ったものを選ぶ
  • 継続して摂る
  • 生活習慣と組み合わせる

この3つを意識すると、より効果を実感しやすくなります。

美容・健康の情報を発信する立場として、これからも皆さんの生活に役立つ知識をお届けしていきますね🌸

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